男性脳と男性ホルモン

男性脳と男性ホルモン

胎児は子宮の中で受精をした瞬間は、全員女性です。
そして、Y染色体の性決定遺伝子が働き、精巣が作られ男性ホルモンを分泌する事で、女性脳から男性脳に変化するのです。
つまりこの時点で、上手く男性ホルモンが分泌されないと、女性ホルモンを浴び続け、身体は男性だけど、心は女性になる性同一性障害の原因になると言われています。

男性ホルモンは、脳にどのような影響を与えるのか?というと、左脳の発達を抑える働きがあります。
左脳では、言葉や計算をする脳なので、女性の方が言語能力や計算が得意な人が多いのです。
ですが言語はともかく、計算は理系に男性が多い事からも男性の方が得意なイメージがありますよね。
これはなぜかというと、図形処理能力は男性の方が得意だからです。
物理や数学が男性の方が得意なのは、この図形処理能力が関係しています。
そして、男性は左脳の発達が抑えられる分、逆に右脳が女性よりも発達します。
そして右脳の働きが、先ほど紹介した図形処理能力や空間認識能力なのです。

男性脳とテストステロン

また男性脳と男性ホルモンの関係で興味深いのは、男性ホルモンのテストステロンの作用です。
テストステロンには、孤独願望促進という働きがあります。
孤独願望促進とは、1人でいたい、干渉されたくないという欲求です。
そのため、女性はいつも好きな相手とは一緒にいたいと思う人が多いのに対し、男性は1人の時間も必要と感じる訳です。
恋人との同棲や、結婚して一緒に住むようになれば、男性の1人の時間を邪魔しない事が、良好な関係を築く要因となるかもしれません。
ただし、このテストステロンの男性ホルモンが人よりも多く分泌される男性は、子育てに非協力的で、浮気をする確率が高いというデータもあります。

ちなみに男性ホルモンが多く分泌され、男性脳の特徴が強くでる人は、感情よりも理論を優先する人。
そして1つの事にしか集中できない人が多いと言われています。
ただし性ホルモンが影響する男性脳と特徴は、必ず現れるわけではなく、個人差があります。